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きたせん馬場出入口は今どうなっているのか――。2020年3月末までの完成に向けて工事が進められている首都高速道路「横浜北線(通称:きたせん=K7)」の馬場出入口(鶴見区)で、トンネル掘削の様子がNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に取り上げられ、今週(2017年9月)28日(木)の深夜0時10分(日付は29日)には再放送も行われます。

NHKプロフェッショナルの流儀「ようこそ地下空間へ!知られざるプロの現場SP」の番組予告ムービーより

馬場出入口の工事が取り上げられたのは、今週25日(火)夜に放送された「ようこそ地下空間へ!知られざるプロの現場SP」(第336回)の回で、トンネル工事を担当する現場代理人の谷口禎弘さん(54歳)が登場。清水建設の発表によると同社土木東京支店・首都高横浜環状建設所の工事長だといいます。

3月に開通したきたせんの本線とインターチェンジ(馬場出入口)をつなぐ上下線4本の「シールドトンネル」を6年掘削し続けたなかで、最後の2カ月間に同番組のカメラが密着。「稼働中の高速道路へ向かってシールドマシン(掘削機)を掘り進める、世界でも前例のない工事」(同番組内での紹介)の様子を谷口さんの仕事をぶりを通じて伝え、本線上へ向かってシールドマシンを慎重に掘り進めていくシーンが番組のクライマックスとなっています。

今回の工事箇所は限りなく港北区菊名4丁目に近い鶴見区だったためか、番組内では「横浜・菊名」と紹介されていました。

【関連記事】

綱島街道から首都高・東名へ、きたせん「馬場出入口」はETC専用化を検討(横浜日吉新聞、2019年9月17日)

「きたせん」はきょう3/18(土)16時に開通、新横浜から空港中央まで990円(2017年3月18日、馬場出入口は2020年3月末までに開通予定であると紹介)

【参考リンク】

NHKプロフェッショナルの流儀「ようこそ地下空間へ!知られざるプロの現場SP」(2017年9月25日放送分についての詳細)

番組に登場した「鶴見区上の宮1丁目、港北区菊名4丁目(法隆寺交差点~馬場出入口周辺)」の詳細地図(きたせん公式サイト)

番組に登場した「鶴見区馬場1・7丁目、神奈川区西寺尾1丁目(馬場出入口~水道道周辺)」の詳細地図(きたせん公式サイト)

馬場出入口トンネル工事における家屋補償に関する相談窓口を開設しましたPDF、首都高速道路、馬場出入口のトンネル工事に起因したという地盤沈下被害も周辺で確認されている)