新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

日産スタジアムの場内4階と5階にはさまざまな飲食売店が並んでおり、スタジアムグルメもサッカー観戦やイベント時の楽しみの一つ

来年(2018年)3月でオープン20周年を迎える「日産スタジアム」のスタジアムグルメに変化が起きるかもしれません。日産スタジアムの指定管理者である公益財団法人横浜市体育協会(中区尾上町、山口宏会長)は、場内の4階と5階にある「グルメタウン(場内売店)」の19区画について、飲食品の売店を運営する委託事業者の募集を始めました。

日産スタジアムグルメタウンの売店スペースは、4階コンコースに11区画、5階コンコースに22区画あり、このうち4階の4区画と5階の15区画(店舗面積14.99~43.55平方メートル)を対象に事業者を募集。事業者は売店のほか1階席スタンドなどで「売り子販売」を行うこともできるといいます。

販売商品に関しては、350ミリの缶ビール(550円)と500ミリのペットボトル飲料(250円)には統一価格も設定され、生ビールは600円で、その他アルコールは400円といった“最低販売価格”も決められています。

横浜市体育協会による売店事業者の募集要項(日産スタジアム公式サイトの案内ページより)

契約は1年更新ですが、最長で2022年3月末まで更新が可能。ただし、2019年のラグビーW杯や2020年の東京五輪時には主催者との調整で営業ができない場合もあるとのこと。

日産スタジアムでは2016(平成28)年度(2016年4月~2017年3月)に、横浜F・マリノスのホームゲームを中心に計40日間にわたってイベントを開催し、総利用者数は前年度を若干上回る116万2809人。昨年8月6日の「ケツメイシ」によるライブ(7万人)や同12月18日の「FIFAクラブワールドカップ決勝戦など2試合」(6万8742人)など、来場者が5万人を超えるイベントが7回ありました。

来年(2018年)のイベントやサッカーの試合では、どんな売店が登場することになるのでしょうか。

【関連記事】

ラグビーW杯や五輪期間は「日産スタジアム」の名が消える、企業名はNGに(2017年3月5日、国際イベント時はさまざまな規制も)

【参考リンク】

日産スタジアムグルメタウン(場内売店)業務委託会社の募集について(2017年10月16日以降はページが消えるとのこと)

日産スタジアムグルメタウンの紹介