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広報よこはま港北区版2017年5月号の小机城を特集したページ

【2017年6月の記事です】今月号(2017年6月)の「広報よこはま港北区版」には“港北の歴史再発見”と題して小机城と篠原城の特集が掲載されています。いずれも中世の城だったため、天守閣や石垣といった姿が見られるわけではありませんが、遺構がきれいに残る横浜市内の貴重な城址として、近年は注目を浴びています。

室町時代に築城されたといわれる小机城は、市民の森として誰もが見学できるほか、毎年「城址まつり」が行われるなど港北区民に広く親しまれており、今年は「続日本100名城」に選ばれるなどその価値が全国的に知られつつあります。

特集では小机城の歴史概説のほか、詳細なマップによる見所を紹介。散策の際に役立ちそうです。

広報よこはま港北区版2017年5月号の篠原城を特集したページ

一方、新横浜と大豆戸町、篠原町表谷地区の一帯にある「城山」に築かれたとされる篠原城は、平安時代末期に築城されたと言われ、現在まで遺構を残す貴重な城址ですが、それほど広く知られておらず、現在は一般に公開されていません

そんな“知る人ぞ知る”城について、特集では地形図とともに遺構の位置などを紹介しているほか、保全活動を続けている市民団体の「篠原城と緑を守る会」が見所を解説。今月10日(土)に行われる「篠原城・鎌倉道を歩く」と題した散策イベントや、10月28日(土)と29日(日)に港北公会堂で予定されている語りの楽劇「まぼろしの篠原城」の公演も紹介されています。

また、区では今後「市有緑地」として保全し、篠原城と親しめる機会を設けていく考えがあることも同特集で表明していました。

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【参考リンク】

港北の歴史再発見「小机城と篠原城」PDF、広報よこはま港北区版2017年6月号)