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横浜市大倉山記念館(大倉山2)では、恒例の「大倉山講演会」(公益財団法人大倉精神文化研究所主催)で、5月と6月は2カ月連続で著名企業の創業者や経営者に迫るテーマとなっています。

講演会は大倉山記念館のホールで行われる

今月(2017年5月)20日(土)の同シリーズ3回目となる講演会では、「『雪印』と『森永』の創業者」と題し、雪印の源流となる北海道製酪販売組合連合会を1925(大正14)年に立ち上げた黒澤酉蔵(とりぞう)と1899(明治32)年に森永を設立した森永太一郎を題材に、両創業者がクリスチャン実業家であったことによる活動背景などについて、大倉山精神文化研究所の客員研究員である峯岸英雄さんが探っていく内容となっています。

一方、来月(6月)17日(土)の第4回では、グンゼ、クラボウ、カネボウを大企業に育て上げた3人の経営者を取り上げ、経営思想の基盤となったキリスト教的価値観の共通点や相違点を法政大学教授の長谷川直哉さんが解き明かします。

いずれも開催時間は14時から15時30分、入場は無料で事前予約も不要とのことです。土曜日の午後、近代を代表する名経営者の考え方や軌跡を学べる貴重な講演会となりそうです。

【参考リンク】

大倉山講演会「『雪印』と『森永』の創業者」(5月20日開催)

大倉山講演会「グンゼ・クラボウ・カネボウの経営者」(6月17日開催)