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グルメレポート 新横浜・菊名・大倉山【グルメレポート第7回:2017年1月30日「新横浜編2」】新横浜エリアを代表し、なおかつもっとも近いグルメスポットが駅ビルの「キュービックプラザ新横浜」15の飲食店が並ぶ9階・10階のレストラン街へは、新幹線や横浜線の改札を出てすぐのコンコース内左手からエレベーターが直結しており、駅の外へ出ることなく食事を楽しむことができます。同レストラン街で、ランチ時間帯だからこそ入ってみたいのが「博多もつ鍋」の店。昼だけのサービスが「明太子」と「高菜」の食べ放題で、思わずご飯が進むはずです。【※追記:2018年以降1,100円~に値上げしています、さらに2019年1月15日以降は税別1,185円(税込1,280円)に価格改定】

新横浜駅ビルは10階までが「キュービックプラザ」、その上が「ホテルアソシア」となっている

新横浜駅ビルは10階までが「キュービックプラザ」、その上が「ホテルアソシア」となっている

キュービックプラザ新横浜の飲食店は、高架下にある別館の「ぐるめストリート」と9・10階のレストラン街に加え、3階にはカフェが3店舗、3・4階の「タカシマヤフードメゾン」内にも人形町今半や日本橋千疋屋総本店、銀座天一といった著名店のイートインコーナーなどがあり、あまりの充実ぶりに何を食すか迷ってしまいます。

急いでいる時や手ごろな価格のランチを求める際はぐるめストリート、1000円~2000円を払ってゆっくり食べたい時はレストラン街、有名店の味を試したい時はタカシマヤフードメゾンといった使い分けになるのかもしれません。

10階にある「やまや」はランチ時間帯は待つことも

10階にある「やまや」、ランチ時間帯には並ぶことも

今回訪れた博多もつ鍋店の「やまや」は、キュービックプラザ10階に一昨年(2015年)8月にオープンしたばかり。コンコースからエレベーターに乗り、10階の「ホテルアソシア」の出入口と、吹き抜け空間の「アトリウム」を通り過ぎてすぐの場所にあります。

博多を中心とした九州の人には、著名な明太子メーカーの一つとして知られる「やまや」ですが、2006年から首都圏や関西地区を中心に博多もつ鍋店を広げており、現在では36店を出店。また、ラゾーナ川崎プラザでは「やまや食堂」と名付けた食堂も設けるなど、九州以外では飲食店の展開に積極的です。

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メニューには「やまやの明太子」に関する説明も

博多もつ鍋店なので、夜は国産牛小腸を使った「もつ鍋」(税込1人前1456円)がメインメニューですが、ランチタイム(11時~14時)は様子が一変。明太子メーカーらしく、すべての定食に明太子の食べ放題が付いくるのです。

やまや新横浜店では、「鶏の唐揚げ明太風味」「じっくりたれ漬け豚しょうが焼」「がめ煮(筑前煮)」という4つの定番定食メニューに加え、「厚切りハムカツ」魚など1~2種類の日替わり定食もあり、いずれも税込み1000円。ランチ時は、入口のレジで1000円を支払って注文する形です。店内は100席以上ありますが、昼間は混雑しており、タイミングによっては待つこともあります。

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「鶏の唐揚げ明太風味」はほんのり明太子の味が漂う唐揚げ

博多が本拠の店なので、同地の郷土料理である「がめ煮」(鶏肉やごぼう、里芋などを煮込んだもの)を味わいたいと思ったら、この日は12時30分という時間だったためか、目の前で売り切れ。確実に食したい場合は時間帯に注意が必要なようです。

各テーブルには、明太子と高菜が入った小鉢が置かれており、空っぽになったとしても頼めば持ってきてくれますし、定食のごはんも店員さんに声をかければ何度でもお替わり自由です。

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明太子があれば思わずご飯が進んでしまう

ピリリと辛い明太子と高菜だけでもつい白米が進んでしまうのですが、定食メニューである「鶏の唐揚げ明太風味」や「じっくりたれ漬け豚しょうが焼」のボリュームは十分。かつご飯が進みやすいような味付けがなされており、いつまでも白いご飯を食べたくなる誘惑にかられます。

辛いものが苦手な人にはあまりお薦めはできませんが、明太子や高菜が好きな人には天国のような環境の同店。ここで思い切り食せば、博多へ行った際は「やまやの明太子」を指名買いしたくなることは間違いありません。

【関連記事】

<グルメ>外食大手の実験店が目立つ新横浜、ビジネスマン御用達カレー専門店(2016年12月19日)

【参考リンク】

博多もつ鍋「やまや」新横浜店の紹介(キュービックプラザ新横浜)

博多もつ鍋「やまや」新横浜店の食べログページ

博多もつ鍋「やまや」のランチメニュー詳細(公式サイト)