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大曽根小と隣接の公務員住宅

グラウンドに2階建てのプレハブ校舎が建てられている大曽根小学校

グラウンドに2階建てのプレハブ校舎が建てられている大曽根小学校

綱島駅に比較的近い大曽根2丁目の大曽根小学校で、隣接する国有地を横浜市が買い取って校舎を増築するとともに、保育所も新設するという工事が始まっています。児童数の増加による教室不足と保育所不足を一気に解決しようという大掛かりな事業はどのようなものでしょうか。

大綱橋の樽町側から約500メートルの位置にある大曽根小学校は、綱島駅東口から徒歩11分ほどの距離にあり、大曽根1~3丁目や大曽根台の全域と、樽町1~2丁目の一部を通学区としている公立小学校です。

隣接する国家公務員宿舎を解体して増築校舎と保育園を新設する(横浜市の業務説明資料より)

隣接する国家公務員宿舎を解体して増築校舎と保育園を新設する(横浜市の業務説明資料より)

今年(2016年)5月現在の児童数は775名ですが、グラウンドには2階建てのプレハブ校舎が建てられるなど教室が不足。今後も児童数が増え続けると予想されており、2020年には児童数が800名を超えると市教育委員会では見ています。

そこで横浜市が目を付けたのは、同校に隣接して建てられていた「大曽根公務員宿舎(公務員綱島官舎)」で、この1600平方メートルほどの土地を国から取得。2棟の国家公務員用の宿舎を解体したうえで、大曽根小の校舎を増設するとともに、土地の一部を使って保育所も整備するという計画を進めている最中です。

増築校舎として新たに建てられる校舎は3階建て程度とし、普通教室のほか、図工室やコンピューター教室、放課後キッズクラブ用の教室などを整備する構想です。2019年4月ごろまでに完成させ、現在のプレハブ校舎は撤去する方針を示しています。

解体を待つ「大曽根公務員宿舎(公務員綱島官舎)」、後方は大曽根小の校舎(2016年11月3日)

解体を待つ「大曽根公務員宿舎(公務員綱島官舎)」、後方は大曽根小の校舎(2016年11月3日)

保育所については、市が来年(2017年)3月までに仮設園舎を建設。これを民間事業者や社会福祉法人などに貸し出したうえで、4月から新たに保育所として開設したい考え。その後、仮設園舎で運営しながら、2019年4月までに本園舎や園庭を整備する計画としています。

11月3日現在では2棟ある2階建て宿舎を解体している最中で、来月中に解体を終え、保育所の仮設園舎が整備される見通しです。

国の公務員宿舎を解体してまで小学校校舎や保育所を整備するという“荒業”を使った横浜市。幼児や児童の急増に対し、今回のように国の土地であっても買い取るなど、あらゆる手を講じて対策を練る段階に来ているようです。

※この記事は横浜日吉新聞にも掲載しています

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【参考リンク】

平成29年4月開所予定 市が整備する認可保育所の運営法人公募事業(港北区大曽根二丁目)(横浜市)

大曽根小学校増築その他工事に伴う設計業務委託の業務説明資料PDF、横浜市)

大曽根小学校ホームページ

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