東急電鉄は東横線のホームドア設置予定について、菊名駅の渋谷方面ホーム(5・6番線)には来年(2017年)3月とし、妙蓮寺駅では2017年度下期(2017年10月~2018年3月)に使用を開始する予定であることを明らかにしました。
東急電鉄では2020年を目標に全線の64駅で設置する計画を打ち出しており、港北区内の駅では既に菊名駅の横浜方面ホームに設置され、大倉山駅でも今年5月から使用を開始しています。
現在未設置となっている東横線の駅では、反町駅が来月(2016年11月)、田園調布駅が12月、日吉駅が来年2月の使用開始を予定。このほか、綱島や祐天寺、自由が丘の2駅は2017年度下期になると発表しています。
なお、JR横浜線ではホームドアの設置はまったく進んでいませんが、今年3月までに町田駅では、低コストで工期短縮可能なフレーム構造の製品を試行する予定としており、菊名や新横浜、小机駅などでの導入に期待が持たれます。
【関連記事】
・東急電鉄、東横線日吉のホームドア設置は来年2月、綱島は2017年度下期と発表(横浜日吉新聞、2016年10月9日)
・日吉駅の東横線側にも「ホームドア」設置へ、6月に着工し来年完成の計画(横浜日吉新聞、2016年4月5日)
・<東急電鉄・横浜市>2018年2月までに綱島駅へ「ホームドア」設置の意向(横浜日吉新聞、2016年8月19日)
【参考リンク】
・ホームドアの設置状況について(2016年10月7日、東急電鉄)
・菊名駅の構内図(JRが1・2番線を使用する形となっており、東急東横線は3番線から始まっている)